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みにくいあひるの子

今日は、一日職場で仕事をしていました。

私の仕事は洋服を作ること。

布から選んで、かたちを決めて、

注文してくださったお客さまの好む洋服を、

作らせてもらています。

今日もミシンをかけながら、母のことを考えました。

今もこの仕事を続けることができるのは、

母のおかげだからです。

みにくいあひるの子

この言葉は私が小学生の頃、

同級生の女の子たちからひそひそと、

ささやかれた言葉です。

学芸会で劇を行うことになり、

私にみにくいあひるの子を演じさせようと、

たくらんで話していた女の子たちの言葉です。

生まれつき足の障害を持つ私は、

彼女たちには、

みにくいあひるの子のようにうつったのでしょう。

昔々のお話です。

昔は、男の子たちのわんぱくが許された時代でした。

雨が降れば、石を投げつけられます。

周りの女の子たちは、走って石をよけますが、

私は、走ることができません。

的は私一人です。

私は石でぼろぼろになった傘をさしながら、

1時間ほどかかる家路を懸命に歩いていました。

当時、いじめという言葉はありませんでした。

幸せな時代だったのかもしれません。

ですが、私が障害を持つがゆえに受けたものは、

今考えるといじめだったのかもしれません。

ですが、私は彼らの行為に、

泣いたことは一度もありません。

何くそと歯をくいしばりながら、

前に前に足を動かしました。

そのことも全て母のおかげなのかもしれません。

母は私の人生の最後の最後まで、

見つめてくれた人でした。

障害を持つ私に、

洋裁の職を身につけさせてくれ、

当時はめずらしかった車の免許も、

誰よりも早く取得させてくれました。

母は障害を持つ私にあきらめたことはありません。

弟妹はたくさんいましたが、

私のことをどんな時も信じてくれました。

激しい雨が降る時は、寝んねこばんてんをかけて、

学校から遠い道のりを自分の背中にからって、

連れて帰ってくれたおっかさん。

私はみにくいあひるの子。

だけどあなたは、

きっと白鳥だったのだと思います。

だから私は今もこうして、

誰かのために仕事を続けることができるのです。

あなたの子どもに生まれて、

私は今も幸せです。

 

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2009-06-14(Sun)
 

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こんにちは。明子さんのブログを読ませてもらいました。言葉から明子さんの生き方が伝わりました。すごいですね。たとえいやなことが起きても前に進む姿勢は自分にも必要なことだと思います。心を打たれました。私も頑張ります。明子さんも頑張ってください。
2009-06-14 23:09 | tomo | URL   [ 編集 ]

No title

ブログ拝見いたしました
率直な感想を申し上げますと
まず自らの身が健康であることに感謝し、そして貴方様の必死に生きて行活きていく姿に感銘を覚えました。
頑張ってください
2009-06-16 01:48 | 海野 | URL   [ 編集 ]

tomoさん
コメントありがとうございます。
そんなに感動されるものではありません。だけどくよくよしていったて仕方ないじゃありませんか。だからくよくよと悩むよりも今できることに前進しようと思っています。
tomoさんもどうかがんばってください。



海野さん
健康であることはとても幸せなことです。最も幸せなことかもしれません。健康である時は大切さになかなか気づかないものです。
海野さんが今後お幸せでありますようお祈りしています。
コメントをありがとうございました。
2009-06-16 02:03 | 明子 | URL   [ 編集 ]

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