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笑い

昨日のお話ですが、

昨日は治療の日でした。

診察を受けて、

点滴を受けます。

今日私に注射針を打ってくれたのは、

さっき診察を受けた私の主治医の先生。

その時の、いつも難しい顔をしている先生と、

お話した会話です。

「先生、私と会うのがいやそうな顔をしていますね。」

先生は顔色ひとつ変えることなく、

「だってさっき会ったばかりの人だからね、

 いやと言えばいやだね。」

私はとっさの機転を働かせてくれた先生が、

おかしくて、おかしくて、

「こんな美人をつかまえて、何ていうことを。」

と大笑いしました。

隣りにいた看護師さんは、

ポカンと口を開いて、

先生と私を茫然と見つめています。

私は幸せ者です。

だって、みんながうちひしがれる、

この病気の治療に、

心から笑える時間を持てるから。

どんなものですか。

私は決して負けません。

お忙しい中、

私に笑いをくれた、

先生と看護師さんに心から感謝します。

ありがとう。

 

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2009-10-31(Sat)
 

明子

明子という名前は、

68年前に私の母がつけてくれた名前です。

ある人は、明治の明子(めいこ)と私を呼びます。

またある人は、洋裁の仕事に明け暮れる私を、

明子(あけこ)と呼びます。

ですが私は、やはり母がつけてくれた、

明るい子ども明子です。

68年間この名前と共に歩み、

ようやく私は母の祈る明子になりました。

どんな時でも明るく笑顔を絶やさず生きていこう。

それが私の天から召された命です。

このフレーズは、

このブログを開設した時に、

自分の心に誓った言葉です。

最近、身体がきつくて不安におしつぶされます。

ある人には、

もう、私は長くは生きられないよと、

弱音を吐くこともあり、

またある人には、

大丈夫、大丈夫、

と虚勢をはったりする今日この頃です。

生まれた時から、

試練、試練の毎日で、

そこに真っ向から向き合い、

がんばって生きていたはずなのに、

どうして、神様は、

こんなにがんばった私に、

この病気をお与えになったのでしょうか。

苦しくて、哀しくて、

必至に歯をくいしばって、

私は時を過ごしています。

ようやく私は幸せの中にいることができたのに、

どうして神様は、

私に今もがんばることを強いるのでしょうか。

大切な人のことを心に思い浮かべながら、

私は涙がとまりません。

この世界がどうでもいい、

ちっぽけなものであれば、

私はがんばることもないでしょう。

こんな辛い身体を抱えて、

あっちの世界をどんなに夢見たことか。

ですが、あまりにもこの世界が美しいから、

私は生きたい。

時に憎しみを抱いたこともある、

この人生ですが、

私は私として、

この命を生きたい。

だから私は強がります。

だってあきらめたくないから。

こんなに幸せなのに、

負けたくないから。

私は明子です。

どんなに負けそうな私でも、

両手を広げて、

受けとめてくれた母がいてくれたから、

私は、私の母が信じて名付けてくれた、

明るい子ども、

明子です。

だから明日も顔晴ります。

 

2009-10-29(Thu)
 

極楽

今日はとても楽しみにしていた、

いとこ会が行われました。

5人のいとこたちに恵まれて、

いつも優しくしていただいている私は、

本当に幸せ者です。

今日は残念ながら一番若い、

私たちのムードメーカーのいとこが、

お仕事のため参加できなかったのですが、

いつも彼女のことをみんな心に留めておきながら、

とても楽しい時間を過ごすことができました。

091027_103733_ed.jpg 

今日私たちが出かけた場所は、

先日に引き続き、

ですが方向はまったく逆の、

海のきれいなところ。

どっちの方向へ行っても、

美しい海や山に囲まれる、

この土地が大好きです。

私たちは、ゆっくり自然に触れながら、

車を進めていきました。

091027_105149_ed.jpg 

食事をしたところは、

港のすぐそばにあるお店です。

091027_113710_ed.jpg 

そこで私たちは、伊勢えび料理を堪能しました。

091027_114302_ed.jpg 

乾杯!

お昼からビールをいただき、

贅沢きわまりない、

がんばった神様からのご褒美です。

今朝まで熱があり、

不調だった身体がうそのようです。

みんなの笑い声を聞きながら、

自分が病気を抱えているなんて、

信じられないくらい、

幸せな時間を過ごすことができました。

何よりも、

今日は私がいとこたちのために作った、

一連のバッグを、

みんなに手渡すことができた最高の日です。

本当にうれしかった。

みんなの笑顔を、

私は今も忘れることができません。

食事は、長年私のそばにいてくれて、

疎遠になっていた他のいとこたちとの再会の、

架け橋となってくれたいとこがおご馳走してくれました。

おいしいお料理をごちそうさま。

食事の後は、みんなで潮風に吹かれながら、

たわいもない時間を過ごしていました。

するとひょっこりこの会について来た、

いとこの娘であり、私の大親友が、

食後のデザートに、

アイスを差し入れしてくれました。

ice.jpg 

 何やら手作りの最中アイスのようで、

みんなお腹いっぱいだったはずなのに、

思いがけない美味に、

あっという間にいただきました。

今日は大切なみんなに極楽をいただきました。

きつい身体にムチ打って、

みんなのためにバッグをつくってよかった。

それから、お忙しい中、

今度のいとこ会の場所を、

一所懸命探してくれた、

Rちゃんに感謝します。

おかげで、

最高の会を開くことができました。

ありがとう。

 

2009-10-28(Wed)
 

ありがとう

まずはみなさまへ。

お忙しい中、このブログを見てくださること、

心から感謝しています。

半年前の私は、

実は自分の葬儀を自分で段取りしていたくらい、

生きることに絶望していました。

ですがここで生きるようになって、

様々な方から温かい言葉いただいています。

私の身近な人、

全く存知あげない方までが、

私に命を与えてくれます。

ありがとうございます。

昨日のことになりますが、

娘と一緒に、海の見えるところへ行き、

食事をしました。

強がりながらも、

ほっとできる時間を過ごしてきました。

タイトルにも書いてあるように、

そして日記にも多々触れてあるので、

みなさんは私の病気のことをご存知ですよね。

ですが娘は、私の病気のことを何も知りません。

もしかしたら気づいているのかもしれませんが、

私の口からは何も触れていませんし、

娘の口からも何も聞いていません。

強がり

かもしれませんが、

私がまだ若いころと同じように向き合ってくれる、

娘が愛おしくてたまらないことがあります。

わがままを言って、

にくまれ口をくれる、

娘にほっと安堵することがあります。

どこまでうそが隠せるか。

結婚する時に、

夫が連れてきて、

私たちは家族になりましたが、

夫が旅立ってからも、

今も変わらず私のもとに来てくれる娘。

私が入院した報告を受けては、

どこが悪いの?

と、いろんな物を買い占めては病院に来てくれて、

時に私の部屋でお昼寝をしてくれる娘です。

ありがとう。

2009-10-27(Tue)
 

おでん

秋が深まり、

肌寒い季節がやって来ました。

お友達から、

来月私の作ったおでんで一杯やろうという、

お誘いがありました。

おでんは私の得意料理です。

妹の家族と一緒に暮らしていた頃、

みなさんにご披露したことがあります。

口数の少ない、妹の息子が、

大絶賛してくれて、

おいしい、おいしいと食べてくれました。

料理がとても上手で、

今は妹に代わって、

みんなに料理をふるっている妹の娘も、

私のおでんを口にし、深々とうなずいてくれました。

と言うのは、

私のおでんにはちょっとした隠し味があるから。

来月は私の誕生月です。

いろんな時間を経て、

今ここでこの命を生きている感謝の気持ちを込めて、

大いに腕をふるいましょうか。

ただ昨日よりも深い秋を感じるだけで、

よろこびに心がときめいたりします。

 

2009-10-26(Mon)
 

勝負

こんなんだったら叱られる。

誰に叱られるわけでもないのに、

私はベッドから身を起こします。

体調が戻ったわけではないのですが、

今日は心機一転、

元気に振舞うことにしました。

朝から職場へ出かけて、

いとこが使ってくれないかと、

バッグをつくりました。

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人の役にたつことができれば、

寝ている時よりもずっと幸せです。

仕事が終わったので、

お友達と買い物に出かけました。

歩いていると、

窓ガラスに自分の姿を見つけました。

そこに映った自分をしばらく見つめます。

その後、私は美容室に行きました。

なかなかの出来で気に入っています。

何も変わることのない状態の中で、

少し気持ちを切り替えるだけで、

状況がまったく変わってきます。

どんなものですか。

今日の私は、

身体の中の病になんて、

これっぽっちも負けていませんでしたよ。

2009-10-25(Sun)
 

温まる食事

今日はすっかり熱も下がったので、

職場へ出かけました。

そこで一生懸命バッグをつくりました。

ですが帰宅する頃は、

また調子が乱れ、

いつもの悪寒がおそってきました。

食事はどうしたらいいものか

一人考えます。

作る気力は残っていないし、

外に出て食べるのも力が出ません。

考えがまとまらないまま、

家に到着しました。

するとドアにかけられた買い物袋を見つけました。

中には私の好物がたくさん入っています。

どうやらいとこの娘さんが、

このブログを見て、

私を気遣って持ってきてくれたものでした。

栄養士である彼女は、

いつも私の食事のことを気にかけてくれます。

彼女の優しさが、

本当にありがたかった。

寒気が解けて、

身体が温かくなるのを感じました。

あなたのおかげで、

今日もおいしい食事にありつけました。

ありがとう。

 

2009-10-24(Sat)
 

りんご

夕方から38度以上の高熱が出て、

昨夜はほとんど眠ることができませんでした。

平熱が低い私にとって、

熱がそこまで高くなるのは珍しいことです。

氷を身体中に当てながら、

私は夜を過ごしました。

病院へ行く心配はいりません。

なぜなら翌日は治療の日なので、

熱が出ようが出まいが、

夜が過ぎれば私は病院にいるからです。

血液の数値はとてもよい結果だったので、

予定通り、治療を行いました。

今日はやけに胸が痛みます。

高熱の余韻がそう感じせるのでしょうか。

いろいろな不安がよぎります。

昼食を終えると、

また悪寒が走ってきました。

私が部屋に帰るのが先になるでしょうか。

それとも熱の方が先に上がってしまうのでしょうか。

私は無心になってアクセルを踏みました。

今また高熱にうめきながら、

私はべッドに横になっています。

妹が好きだった、

りんごをかじりました。

辛い時、

孤独な時、

いつもそばに寄りそってくれる妹。

あの頃もそうだったし、

今も何ら変わることなく、

そうしてくれる妹です。

りんごの甘い蜜が、

背中をさすってくれます。

一人たたずむ暗闇の部屋で、

妹に抱かれているような気持ちがしました。

2009-10-23(Fri)
 

大切な笑顔

今日は夕方から高熱が出て、

一人苦しみました。

こんな時、

心に浮かぶのは大切な人の姿。

心に浮かぶ笑顔の一つひとつを見つめて、

私は涙が止まりません。

ありがとう。

 

2009-10-22(Thu)
 

我が子

今日はお仕事として注文していただいた、

お友達の上着が出来上がりました。

work.jpg 

イタリア製のシルクウールを素材にし、

軽くて暖かく、

とても着心地のよい上着だと思います。

何かを作ることってとても気持ちいいですよね。

なぜでしょう。

お料理を作るにしても、

お友達を作るにしても、

趣味を作るにしても、

自分の考えを作るにしても、

完成した時の達成感は言葉にできません。

私の仕事は洋服を作ることです。

毎回毎回自分の作った品物を見ては、

あたかも我が子のように、

細部の細部まで念入りにチェックします。

何十年時を経ようと、

最初に生んだ作品と何ら変わることなく、

そうしています。

そして私の作品は私の手元から巣立ち、

お客様の元へと届きます。

どうかそちらで大切にしていただけますように。

そしてどうかお客様を、

幸せな気持ちにしてあげられますように。

 

2009-10-21(Wed)
 

努力

この週末、私はずっと仕事をしていました。

お友達がたくさんの品物を注文してくれて、

大はりきりで仕事をしています。

洋裁の道を選んで50年の年月が流れます。

その間、様々な日々を経験しました。

ですが私が、

50年前に立ったあの道の延長線上を、

今も歩み続けていることに愛おしさを感じています。

道を歩くこと、

時に速足に駆け出すことは、

努力を必要とします。

自分のために努力をした真っ直ぐな時期。

力を向ける対象がなかったやるせない時期。

ほんとうにいろんなトンネルをくぐり抜けましたが、

誰かのことを想って努力できる今が、

とても幸せです。

命がけで取り組んでいますが、

愛いっぱいに囲まれています。

だからこそ、

命がけでできる努力なのかもしれません。

今私はそういう時期を生きています。

 

2009-10-19(Mon)
 

食事

今日はとてもすがすがしいお天気で、

お日様の光を浴びながら、

昼食でも食べたら気持ちよいだろうなと、

職場の窓から外を眺め、ミシンをふみました。

以前はよく外で食事をしたものです。

春は山菜を採りに、

夏は貝を掘りに、

秋は栗を拾いに、

冬は雪を見に、

誰かと一緒に出かけては、

新鮮な空気と一緒においしい食事をいただきました。

今日は夕飯に何を食べましょう。

身体によいものを食べようとするだけで、

心がうれしくなります。

 

2009-10-17(Sat)
 

ピエロ

ピエロの涙を知ってる?

若い頃からピエロが大好きで、

ピエロの置物などを作ったり、

集めたりしていたことを話していた私を遮り、

お友達が尋ねてきました。

何やらお友達の話によると、

頬にいつも涙が流れていているピエロは、

哀しみを表現した道化師だとか。

ピエロはみんなに笑われるのが仕事だから、

喜んで人々に笑われますが、

そんな彼でもやっぱり愛されたい。

いつも滑稽な仕事で大勢の笑いを誘うピエロが、

一人ぼっちになってひしひしと感じる孤独感。

そんな哀しみを表したのが、

ピエロの顔に描かれた一粒の涙ということでした。

私がどうしてピエロを好きだったのかというと、

どんな時でも人々に笑いをふりまく、

彼の明るい姿が美しかったから。

ですが泣いていたんですね。

ピエロが涙を流していることも、

笑顔の裏に哀しみが存在していることも、

お友達のお話を聞くまで知りませんでした。

私が長年愛していたピエロ。

励みにしていたピエロの涙を思って、

今日は私の頬にも涙がこぼれおちました。

 

2009-10-16(Fri)
 

大きな存在

複数受けていた注文の一つができあがったので、

今日はお客様に届けに行きました。

お気に召してくれたようでうれしいです。

心を込めてつくったかいがあります。

もちろん報酬をいただけることは幸せなことです。

ですがそれだけではない何かがあります。

私はやっぱり洋裁が心から好きなのでしょう。

昨日も綴りましたが、

最近体が本調子ではありません。

ですがそんな時だから私は仕事をがんばります。

なぜなら私の都合で、

お客様にご迷惑はかけられないから。

私に負ぶさるこのぎりぎりのプレッシャーが、

私を強く立たせてくれたりします。

明日は治療の日です。

治療が終わったらまた仕事をするつもりです。

ひょっとすると人は生きているのではなく、

何かとても大きな存在によって、

この世界に生かされているのではないか。

時々そう思うことがあります。

そうだったらそうだったで、

命に何か意味がありそうで、

楽しいですね。

2009-10-15(Thu)
 

5年後10年後の未来

最近また仕事の注文をいただきました。

今日は、その仕事に取り組んでいたのですが、

どうしても気分が優れません。

体に力が入りません。

私は仕事の材料を持って、家に帰りました。

責任を持ってやり遂げなければという思いが、

体の不調とぶつかって、

部屋で一人途方に暮れていたのですが、

そんな時お友達から電話がありました。

いつものたわいもない会話ですが、

その中にこういう言葉がありました。

もう少ししたら仕事がきっとうまくいくから、

その時は一緒に楽しもうね。

という言葉でした。

その後に、もう一言。

5年後かな?

10年後かな?

そう付け加えたお友達の言葉を聞いて、

私は久しぶりに大笑いしてしまいました。

5年後。

10年後。

そんな未来をこの病気になってから、

考えたことはありません。

思わしくない体調と向き合っていた最中、

ずっとあきらめていた5年後、

10年後の時間を遠くから見つめて、

今、私がここにいること。

そしてこれから生きるということを一人考えました。

どうなるかはわかりません。

私だけの人生だけでなく、

誰の人生もどうなるかなんてわからないことです。

ですが、未来を前向きに楽しく待つことで、

今というこの時間が変わってくるような気がします。

そしてこの今が変われば、

未来もきっと想像したように、

幸せに満ち輝いているのでしょう。

2009-10-14(Wed)
 

誰かのために過ごす一日

秋の風がそうさせてくれたのでしょうか。

今日はお墓参りに行きました。

青く澄んだ遠い空の上を、

雲がゆっくりと流れていきます。

雲と同じ方向に漂う煙を眺めながら、

妹の存在を感じ、

そっと手を合わせました。

言葉をつくるわけでもありません。

言葉もなく、ただ胸の感じるままに妹に語りかけます。

そして同じお寺に眠る、夫にも手を合わせました。

とても静かな、

ですが何か心が包まれるような、

そんな時間を過ごすことができました。

そこでしばらく時を過ごしていると、

先日お見舞いしたお友達のことが浮かんできました。

私の手作りバッグがほしいと言っていたお友達。

元気になってもらいたいから。

私もがんばりましたよ。

今日もいい一日でした。

おやすみなさい。

 

2009-10-13(Tue)
 

秋の収穫

娘の庭には柿の木が植えらています。

今日は娘に呼ばれて、

一緒に柿拾いをしました。

彼女が木から落とした柿を、

私が拾います。

とっても熟れた、真っ赤な柿の実です。

収穫した柿を、

私はいとこたちやお友達におすそわけしました。

おいしく食べてくれているかな。

そんなことを考えながら私はというと、

その実でジャムをつくりました。

自分で採った食べ物は格別においしく感じます。

明日からの食事が楽しみです。

2009-10-12(Mon)
 

希望

先日、お友達が入院されたという話を、

風のうわさで聞いて、

今日は彼女のお見舞いに行きました。

心配させてはいけないと、

私に入院のことを秘密にしていたそうです。

そういう時のお友達なのに。

今日は病室で、

彼女と楽しいお話をたくさんしました。

いつもは、私がベッドに横たわっている方なので、

椅子に腰かけて、お友達を励ます立場の自分が、

何だか不思議に思えます。

お友達に、

私のつくったバッグがほしいと、

おねだりされました。

高級なバッグをいつも提げているお友達なのに、

どうしたことでしょうか。

だけどそのお友達の希望を素直に受け入れて、

彼女のためにまたバッグをつくりましょうか。

私たち二人の希望を込めて。

 

2009-10-11(Sun)
 

ポテトサラダ

ポテトサラダ

簡単にできる料理で、

食べようと思えば、いつだって食べられる、

簡単なお料理です。

ですが私にとってのポテトサラダは、

とてもとても大切な命の糧とでも言いましょうか。

そういう食べ物です。

私はほとんど毎日、

朝食にポテトサラダを食べています。

ポテトサラダとコーヒーで、

私はいつも朝を迎えます。

いとこたちが代わるがわる、

腕前のポテトサラダを、

差し入れしてくれます。

それぞれ味の異なるポテトサラダをいただきながら、

一人じゃないんだなぁ。

と思いながら一日を迎えるよろこびが、

どれだけ幸せなことでしょう。

ですが私がポテトサラダを好んで食べている理由は、

他にもあるのかもしれません。

それはポテトサラダが、

私自身が作る一番得意な料理だからです。

夫が、優しい顔を浮かべて食べてくれました。

娘たちが、元気に食べて学校へ行ってくれました。

そして遠方で暮らす妹の家族たちが、

心を込めて食べてくれました。

私が妹たちと暮らしていた頃、

妹の体調が思わしくない頃のことです。

ボールいっぱいにポテトサラダを作って、

食卓に並べたことがあります。

妹の夫が、

妹の娘が、

妹の息子が、

それぞれの想いを抱えながら、

とても辛い気持ちをを克服しながら、

顔を向き合わせた時間でした。

それでもみんながおいしいと、

箸を運んでくれたポテトサラダ。

私が今でもポテトサラダを好んで食べている理由は、

その時の名残を、

今でもかみしめているからなのかもしれせん。

自分が辛い時に、

どうしようもない時に、

同じ気持ちを共有して、

分かち合えた仲間のために。

そして、その時間を、

いつまでも失いたくないがために。

私は今でも毎朝ポテトサラダを食べています。

もしも最後の晩餐が許されるのならば、

私は迷いもなく、

ポテトサラダを選ぶでしょう。

私は今日もあなたのために、

ポテトサラダに箸を運びます。

2009-10-10(Sat)
 

今日は治療の日でした。

昨夜まで激しく降り続いた雨が、

うそのように、

さわやかな秋晴れです。

朝の新鮮な空気が、

心を励ましてくれているようでした。

秋は過ごしやすくて、

大好きです。

食べ物はおいしいし、

紅葉する自然を眺めるのも楽しいし、

風がとても透き通っていていいですよね。

夕暮れ時は、時に人肌恋しくもなりますが、

そういう気持ちも含めて好きな季節です。

秋という響きが、

私の名前を呼ばれているようで、

いっそう親しみを感じるのかもしれません。

台風が去ってしまえば、

本格的に秋が深まるのでしょう。

今年の秋はどのようにして過ごしましょうか。

今日は治療を受けるベッドの上で考えていました。

 

2009-10-09(Fri)
 

美しき日々

台風18号の影響で、

今日は朝から激しい雨が降っています。

予報によると、

私の姪たちの暮らす地域にも、

直撃するらしく、心配しています。

以前私も2年ほど、

そのまちで生活をしたことがあります。

当然その時間、

台風を経験したこともあります。

みんなでどたばた夜も眠ることなく、

嵐の夜を過ごしましたが、

それも今考えると、

心温まる大切な思い出です。

激しく窓ガラスを叩く雨粒の音を聴きながら、

過ぎ去ってしまった美しい時間を、

一人思い出していました。

明日は治療の日です。

ですが今も元気に治療を受けられる私は、

あの頃の家族に支えられていたおかげです。

病気を告知されて途方に暮れる私を、

笑顔で迎えてくれた妹と、妹の夫と、

妹の娘と、妹の息子たち。

ありがとう。

明日も顔晴ります。

2009-10-07(Wed)
 

呪文

これは誰にも秘密だったお話ですが、

私にはいつも心の支えにさせていただいている、

呪文の言葉があります。

それは、

DON'T WORRY, BE HAPPY !

という言葉です。

BOBBY McFERRIN という、

シンガーも歌っていますね。

どれだけこの呪文に救われたことでしょう。

辛い時、哀しい時、

その気持ちをいつもひっくり返してくれる、

魔法の呪文です。

そもそも、

なぜにそんなに思い悩むのか。

その気持ちの裏側には、

いつも確固として存在する、

永久的な想いがあります。

それは幸福になりたいから。

幸せになるために、

私たちは何かに没頭し、

時にその困難にすっかりのまれてしまって、

心を失ってしまうことがあります。

はじめの一歩は、

ただただ幸せになりたかっただけなのに。

そういう自分の気持ちを見失ってしまうことがあります。

だったら、

そこで足踏みしないで、

その困難に決して負けることなく、

幸せになりましょうよ。

DON'T WORRY, BE HAPPY!

唱えるだけで、

心がひっくり返る素敵な呪文です。

他の誰ではなく、

自分自身の気持ちに照れ笑いしながら、

私は、幸福に向けて、

一歩一歩、足を運びます。

私もあなたも、

DON'T WORRY, BE HAPPY!

お互いにそう想い合えることができれば、

きっと明日も幸せな時間を、

過ごせられるような気がしています。

 

2009-10-06(Tue)
 

慕情

最近の私は、

さよならばかり考えていました。

なぜなら、

生きることがとても幸せだったから。

大切な人との思い出が、

心にいっぱいになって、

急に怖くなったのです。

死を怖れるのではなく、

生きることが怖い。

孤独の中にいた頃は、

怖いものなんてなにもなかった。

なのにあなたが幸せを運んでくれて、

私はこの命に限りがあることが、

怖くなりました。

ですが、

あなたの言葉を信じて、

明日もあなたのことを、

愛しています。

ありがとう。

最近ずっと聴いていた曲です。

もう明日からは聴くことはありませんが、

最後にあなたと一緒に聴きたいから、

送ります。

慕情

上に記した慕情という言葉をクリックしてください。

2009-10-05(Mon)
 

昨日ある方が亡くなられました。

直接面識はないのですが、

私の大切な人が大事に思っている方です。

今日は朝から雨がシトシト降り止みません。

私の大切な人が泣いているのでしょうか。

雨の調べに合わせて、

いつしか頬に涙がこぼれおち、

私は今だこの涙を止めることができません。

大切な彼女を想うと、

心がいっぱいになって、

この肉体を越して心が溢れ出てくるのです。

直接心の中を見せることができればいいのに、

それはできないことだから、

涙がこぼれおちます。

哀しみに暮れる彼女に会うわけではなく、

言葉をかけたわけではないけれど、

彼女を想ってこんなにも心が揺れ動くこと。

きっとそれが愛なのでしょう。

大切な存在がいなければ、

きっと私もここにいなかったのかもしれません。

一人ぼっちの私を、

誰かが救ってくれて、

かけがえのないその愛を信じることができるから、

私は今強く生きることができます。

怖いものなんて何もありません。

愛は、

それほど大きなものだったのか。

私は今までの時間を振り返ります。

気づかなかった愛。

失ってしまった愛。

愛を数えればたくさんありますが、

今ここに存在してくれる愛する人のために、

私は強くなります。

愛。

この世に命を受けた私たちが、

受けることができた、

最高のものだと私は信じています。

だから私はあなた想って、

何の惜しげもなく、

子どものように泣くことができます。

 

2009-10-03(Sat)
 

ご褒美

今日は治療の日でした。

強い抗がん剤を打たなければならない緊張からか、

病院には受付の時間よりも随分早くに到着しました。

いつもの流れにのって、

何を考えるわけでもなく、足を動かします。

ですがやっぱり今日も、

友達がひょっこり隣に腰掛けてくれて、

今日の治療に付き添ってくれました。

点滴を打っている間、

私は眠ることなく、

お友達といろんな会話をしました。

哀しみについて。

愛について。

死について。

夢について。

こんな無力に横たわる私を見つめるお友達には、

嘘はつけません。

心を丸裸にして気持ちを伝える、

憩いの時間です。

力をくいしばることはしません。

ただ私は横になって、

自分の気持ちをお友達に伝えます。

治療後、

お友達がお昼をご馳走してくれると言ってくれました。

大切な時間を私のために使ってくれているうえに、

ご馳走までしてもらっては申し訳ないと、

ああだこうだと断ってみますが、

お友達は、

ただ一言。

がんばったご褒美だよと、

笑顔を見せてくれます。

ご褒美。

子どもの頃から楽しみに聞いていた言葉です。

何十年年を重ねても、

やっぱり心弾んでしまう、うれしい言葉です。

素直にお友達の気持ちを受け取ることができました。

ありったけの努力が、

心の底から歌い上げる気持ちが、

報われず、途方に暮れる皆様へ。

あともう一つ山を越えれば、

きっと素晴らしい景色が待っています。

辛いのは、

あなたががんばっている証です。

きっと神様は、

あなたが予想もしていないくらいの、

素敵なご褒美をご用意してくれているはずです。

がんばるあなたの気持ちが真実ならば、

天はきっとあなたを裏切ることはしません。

私もあなたを心から応援しています。

 

2009-10-02(Fri)
 

未来

最近、私の暮らしているところでは、

ずっと雨が降っています。

止まない雨はない。

このブログを開設して間もない時に綴った言葉です。

今までいろんなことを経験したことだし、

自分はいつ死んでも悔いはないと思っていました。

ずっと死のことだけを思い描きながら、

いつしか死が、

私の本当の安らぎを与えてくれるのだろうと、

そう自分に言い聞かせながら生きていた、

当時の私が綴った言葉です。

ですがたった数か月の間に、

私がどれだけ幸せな時間を過ごすことができたか。

どれだけの安らぎをいただいたことでしょうか。

このブログで、

どれだけみなさんに、

心温まるお言葉をいただいたでしょうか。

私が今ここにいることを、

みなさんは心から肯定してくれたのですから。

一人で生きる私を、

毎日のようにみなさんが優しく包んでくれました。

今、体調が優れず、

一人ベッドに横たわる私が考えること。

それはいろんな経験もしたことだし、

いつ死んでも構わない。

だけど、それは病気と向き合う私だけが、

考えることではないですね。

人は何かを思い悩みながら、

一生懸命、命のつなぎを探しながら、

生きている。

当たり前のことに感謝し、

その幸せを見出し、

明日の自分を探している。

私はそんなみなさんに、

どれだけ勇気づけられたことか。

そしてみなさんのことを、

どれだけ尊敬したことか。

誰かがそばにいてくれて、

仲良く楽しく生きることは最高のこと。

だけどそれだけではなく、

一緒に生きるということ、

共にこの世界に存在することの幸せは、

そういうみなさんと一緒に、

今という時間を自分なりに、

一生懸命過ごすことなのかもしれません。

そう考えれば、

世界中の方が私の仲間です。

明日は治療の日です。

明日、私は誰よりも強い気持ちで、

病院に向かうつもりです。

毎回ですが、

覚悟を決めて、

行ってきます。

どうか明日もまた、

私と一緒に生きてくださる方が、

最高の時間を過ごせますように。

明日もまた、一緒に顔晴りましょう。

2009-10-01(Thu)
 
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